美濃路

美濃路


美濃路(みのじ)とは、東海道と中山道をつないだ街道です。脇街道(わきかいどう)、脇往還(わきおうかん)とも。美濃路には以下の9つの宿場がありました。

  • 宮宿(名古屋市熱田区)
  • 名古屋宿(名古屋市中区)
  • 清須宿(愛知県清須市)
  • 稲葉宿(愛知県稲沢市)
  • 萩原宿(愛知県一宮市)
  • 起宿(愛知県一宮市)
  • 墨俣宿(岐阜県大垣市)
  • 大垣宿(岐阜県大垣市)
  • 垂井宿(岐阜県垂井町)

今回は東海道側の宮宿から中山道の垂井宿を目指して歩いてみました。

美濃路宮宿 | 熱田神宮に近く名古屋城下にもつながる宿場

宮(みや)宿は、東海道から分岐する美濃路最初の宿場町です。宮宿の詳細は東海道のカテゴリで解説しましたので、今回は美濃路が東海道から分岐する場所、つまり美濃路の始まりの場所から名古屋宿までの見どころをレビューしてみます。もくじ(1)美濃路の始まり(2)熱田神宮(3)岡部又右衛門家跡(4)誓願寺(5)断...

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美濃路名古屋宿 | 大須観音など名古屋城下で栄えた宿場町

宮宿で東海道と分岐して美濃路を北上します。目指すは美濃路最大の宿場町・名古屋宿です。国道22号・古渡町信号を抜け、右に入ります。ここが名古屋宿の入り口である橘町大木戸(たちばなちょうおおきど)跡です。もくじ(1)城下町の入り口・橘町大木戸(2)栄国寺(3)大須観音と商店街(4)札の辻(5)堀川(6)...

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美濃路清須宿 | 織田信長ゆかりの清洲城があった宿場町

枇杷島(びわじま)橋で庄内川を渡り、美濃路の次の宿場・清須宿を目指します。枇杷島橋は歩道が広いので歩きやすいです。(1)濃尾大根(2)問屋記念館(3)屋根神様(4)清須一里塚(5)今川塚(6)清須宿本陣跡(7)清洲城(8)ハ見寺(9)北市場美濃路公園(10)役所橋跡と代官所跡濃尾大根江戸時代の枇杷島...

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美濃路稲葉宿 | 織田信長ゆかりの六角堂と国府宮神社

清須を離れ美濃路を北上します。目指すは稲葉宿(愛知県稲沢市)です。もくじ(1)長光寺と六角堂(2)岐阜街道(3)長束正家邸跡(4)国府宮神社(5)小沢一里塚跡(6)稲葉宿本陣跡(7)高木一里塚跡長光寺と六角堂美濃路沿いにある長光寺。尾張名所図会にも描かれた寺ですが、どちらかと言えば境内にある六角堂が...

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美濃路萩原宿 | 舟木一夫の生家後とチンドン祭りの町そして冨田一里塚

美濃路ウォークも約半分です!今回は一宮市萩原町に残る萩原宿を訪れます。美濃路は現在の萩原商店の中を通過しているので、そのまま萩原商店街に入って行きましょう!もくじ舟木一夫生家跡正端寺本陣・問屋場跡屋根神様天神の渡し冨田一里塚舟木一夫生家跡歌手・舟木一夫さんの生家跡です。私はあまり知らないのですが、高...

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美濃路起宿 | 脇本陣の建物と木曽川の渡船場そして船橋跡の宿場

いよいよ愛知県(尾張)最後の起(おこし)宿です。木曽川沿いの宿場でここから川を渡ります。もくじ一宮市尾西歴史民俗資料館と旧林家住宅本陣&問屋場跡船橋跡宮河渡起渡船場人柱観音一宮市尾西歴史民俗資料館と旧林家住宅起宿に着いたらまずチェックしておきたいのが、一宮市尾西歴史民俗資料館。ここは来館者用の無料駐...

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美濃路墨俣宿 | 豊臣秀吉出世城の伝説と輪中の集落

起(おこし)宿を後にして濃尾大橋を渡ります。木曽川(きそがわ)を越えてかつての美濃国である現在の岐阜県に入ります。もくじ(1)起渡船場の対岸(2)三ツ屋の道標(3)不破一色一里塚跡(4)間宿跡(5)立場跡(6)西小熊一里塚(7)本陣と脇本陣跡(8)墨俣城跡起渡船場の対岸対岸の岐阜県に渡ると、ここにも...

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美濃路大垣宿 | 大垣城と松尾芭蕉の奥の細道むすびの地

墨俣宿を後にして、次の宿場・大垣宿を目指します。もくじ(1)東結一里塚(2)大垣城東惣門跡(3)大手門跡(4)問屋場跡(5)本陣跡(6)西総門(7)奥の細道むすびの地(8)大垣城東結一里塚堤防を降りたところにある東結一里塚。江戸から99里(約396km)の一里塚跡です。>>東結一里塚跡の地図新揖斐川...

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中山道垂井宿 | 美濃路の追分と松並木そして旧旅籠屋・亀丸屋と町並み

大垣宿を出て美濃路は中山道と合流する垂井宿へ向かいます。今回の美濃路ウォークも最終章です。もくじ(1)久徳一里塚(2)綾戸古墳と物見松(3)垂井の松並木(4)中山道、美濃路追分(5)東見附(6)旅籠:亀丸屋(7)西見附杭瀬川に架かる塩田橋近くに塩田常夜燈がある…ハズでしたが、壊れているのでしょうか?...

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