吉田宿本陣跡に建つ豊橋市うなぎの丸よに行ってきた!私の感想
愛知県豊橋市のうなぎの丸よは、東海道吉田宿本陣跡の場所で営業している、うなぎの老舗です。
私が街道めぐりをする以前、城巡りしている時から気になっていたうなぎの店です。
というのも、吉田城を巡る時、城下町を通っていた東海道を歩くわけですが、その本陣跡で営業している鰻屋さんなので気になって仕方がなかった。
そして今回、どんなうなぎ料理なのか実際に行ってみました!
豊橋市札木町50
丸よへの行き方です。まず電車でのアクセス方法は、豊橋駅で降りて徒歩なら所要時間は約15分。
路面電車を使うなら、最寄り駅は札木駅。バスなら本町バス停です。
また車でのアクセスですが、カーナビに出ると思いますし、そのまま住所からチェックして行くのも良いですね。
駐車場は入り口横にありますが、見落としやすいので要注意!
店内に入ると、頗別品(すこぶるべっぴん)の看板が目に入ります。
これは幕末〜明治の頃、丸よの前身の店・織清(おりぜい)が自慢のうなぎをPRするときの事。
田原藩士で渡辺崋山の息子・渡辺小崋の発案により、『すこぶる別品』の看板で売り出される事になりました。
するとこのPR活動が大好評。別品=極上品の意味として全国に広まったのです。
そして明治中期には、美しい女性の事を『べっぴん』と呼ぶようになり、これは現在にも続いています。
つまり丸よは、べっぴんの言葉発祥の地なのです。
ちなみに『頗(すこぶる』とは、『おおいに』、『たいへん』という意味。
この日は2階の和室に通されました。1階だとテーブル席もあります。
オーダーしてから約20分。来ました〜!丸よのうな丼。お値段は2,770円+税。
うなぎを見よくみると…?うん?皮が上にしてある?
普通、うなぎは皮を下にして提供します。。なぜかというと、うなぎの皮はタレが付きにくいからです。
しかし丸よは明治以来、皮にタレがつく焼き方をしているので、この伝統を見せるために皮を上に向けているとのこと。
確かに食べてみるとしっかりと味が付いています。
また丸よのうなぎの焼き方は関東風。
うなぎの焼き方には関東風と関西風があるのです。
簡単にいうと、関東風は白焼きにした後、蒸してからタレを付けて焼くので、余分な脂を落としてあり、ふっくらやわらかく、そしてさっぱりしています。
関西風は蒸さずにタレを付けて焼くので、うなぎの脂がのっており、パリッとした食感と脂の濃厚さを楽しむこともできるのです。
どちらが良いというワケではなく、これは好みでもありますね。
これはうまき。卵焼きの中にうなぎを入れたもの。
卵の風味とうなぎの味がマッチしています。
こちらはうなぎ定食。
タレはついておらず、ごはんとうなぎは別で提供されるので、うなぎを一品として味わいたいなら定食がオススメです。
私の丸よの感想ですが、この店はちょっと贅沢したい時に行ってみたいと思いました。
確かに日常ランチで食べる事ができる値段ではありませんが、東海道ゆかりの店として、街道巡りをしている人にもオススメです。
あと気になったのは、ごはんの量。男性だとちょっと少なく感じます。
そんな時は食事+250円の追加料金で、ごはんを大盛りにできるので、街道歩きでお腹が減った人はごはんを大盛りでオーダーするのも良いと思います。
また東海道には、有名な鰻屋が点在しています。例えば宮宿(名古屋市熱田区)の蓬莱軒など。
うなぎ好きの人は、街道沿いのうなぎを食べ歩きというのもアリですね。
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