清須市〜稲沢市の旧街道・美濃路散策ウォーキング見学会

美濃路散策第三回目は、清洲から離れ稲沢市の稲葉宿を目指します。

 

 

今回は美濃路の旧街道ウォークですが、戦国武将ゆかりの地が多いというのがポイントです。まずは織田信長の菩提寺・総見院。

 

 

天正十年（１５８２）に起こった本能寺の変で亡くなった織田信長の墓のほか、息子の織田信雄が本能寺から持ち帰った信長の焼兜を拝観します。（拝観料は参加費込み）

 

 

美濃路沿いにある長光寺には織田信長が好んで飲んだといわれる臥松水（がしょうすい）の井戸があります。茶の湯に使うためでしょうか？清洲城や岐阜城まで取り寄せたとも伝わります。

 

 

浅野長勝は豊臣秀吉（羽柴秀吉）の妻・おね（北政所）、豊臣五奉行筆頭・浅野長政の養父です。織田軍の弓隊を束ねたリーダー（弓頭）で、長光寺近くに館がありました。マイナーな史跡ですがここも訪れます。

 

 

豊臣五奉行のひとりで関ヶ原合戦にも参陣した近江・水口城主の長束正家は現在の稲沢市の出身です。あまり知られていないこの史跡も訪れます。

 

 

美濃路沿いには代官所跡も残されています。分かりやすくいうと現在でいう役所・警察署みたいな場所です。代官所は各地にありましたが、今回はその跡にも行ってみます。

 

 

美濃路は東海道熱田宿（名古屋市熱田区）〜中山道垂井宿（岐阜県垂井町）を結んだ街道ですが、分岐して別方向に向かう街道もありました。画像は岐阜街道。通称：御鮨街道（おすしかいどう）。

 

 

信長の居城・岐阜城の城下町方面に伸びた街道で、途中に江戸時代に岐阜を治めた加納城（かのうじょう）があります。長良川で捕れた鮎を寿司にして江戸の将軍家へ献上する時に通った街道でもあるので御鮨街道とも呼ばれていました。

 

 

美濃路からは国府宮（こうのみや）に参拝できる参道もありました。画像は国府宮一の鳥居。ここから国府宮神社に向かうこともできました。

 

 

今回のゴールは稲葉宿本陣跡。現在は公園になっています。散策後に宿場歩きもできますし、電車で帰る場合はここか名鉄・国府宮駅に向かいます。

 

 

 

【ひにち】　２月９（日）

 

【出発時間と場所】　JR清須駅：午前９時００分

 

（注）いつもより３０分早いです

 

【終了予定時間と場所】　１２時３０分くらい、名鉄国府宮駅

 

【参加費】　２，３００円（総見院拝観料含）

 

※非会員　２，８００円

 

 

※１月下旬頃募集します！