生活習慣病は歩くだけで９割治る

 

■発行　株式会社大洋図書

 

■著者　長尾和宏

 

■価格　５００+（税）

 

■一言でいうと　歩くことのメリットをまとめた本

 

 

私の趣味のひとつである、街道ウォークや城巡りの基本は歩き。

 

 

歩くことは以前から健康にも良いといわれていましたが、具体的に何がどう良いのか？

 

 

またただ歩くだけでなく、効果を出すために効率的な有るき方とは？

 

 

そんな歩くことのメリットをまとめた本です。

 

 

 

 

 

医学博士で長尾クリニック院長・長尾和宏氏によれば、歩くだけでほとんどの生活習慣病は改善するとのこと。

 

 

それだけ歩くって大事なんですね。

 

 

ではどんな生活習慣病にどれだけの歩数が効果があるのか？簡単にまとめると以下の通り。

 

予防や改善が期待できる病気	１当たりの歩数（目安）
寝たきり	２，０００歩
うつ病	４，０００歩
認知症、心疾患（心筋梗塞、狭心症）、脳卒中（脳梗塞、脳出血）	５，０００歩
動脈硬化、がん、骨粗しょう症	７，０００歩
高血圧、糖尿病、脂異常症、メタボ（７５歳以上）	８，０００歩
高血糖	９，０００歩
メタボ（７５歳未満）	１０，０００歩
肥満	１２，０００歩

 

この表はあくまで目安なのですが、それだけ現代人は日常的に歩かなくなったということでもありますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

次に歩き方も解説してあります。確かにただ歩くだけではなく、効果的な歩き方ってありますからね。

 

 

そんな中、私が興味深く思ったのはウォーキングシューズを選ぶ３ポイントという項目。どうも靴なら何でもOKというワケではないらしい。

 

 

簡単にまとめると次の３つです。

 

特に（３）番なんて、『まさか現役の医者がこんな事言う？』と思うくらい意外でしたが、考えてみるとこれが一番大事かも

 

 

また良い靴はそれなりにお値段も高くなるのですが、ウォーキングにより生活習慣病が改善されて来院や薬がなくなれば、結果的に安い買い物になるはずです。

 

 

 

 

 

 

メタボが気になる人は、ウォーキング×糖質制限を進めています。

 

 

糖質制限とは、簡単にいうと炭水化物や糖類などの摂取量を抑える方法。

 

 

ライザップなどで有名になりましたが、医学的にもメタボ解消や肥満に効果が認められています。

 

 

その糖質制限についてわかりやすくまとめてもあります。

 

 

さらに長尾和宏氏は、糖質制限だけでは体重は減るのですが筋肉量も落ち、骨ももろくなって骨折のリスクも高まる事を指摘。

 

 

ウォーキングと掛け合わせる大事さを説いています。

 

 

 

 

 

 

私の感想ですが、たった歩くだけで生活習慣病が改善されるなら、試さない手は無いと思います。

 

 

なぜかというと、お金や時間もほとんど必要ないからです。

 

 

まあ、ウォーキングシューズや服などに多少はお金がかかるかもしれませんが、ダイエットサプリやダイエット器具の事を考えれば安い買い物です。

 

 

実は私は以前から、日常的にウォーキングが好きで、近くなら車を使うより歩いて移動する様にしています。

 

 

それは考え事をする時、座って考えるより歩きながら考えるほうが、頭の回転がよくなるし、良いアイデアも浮かぶからです。

 

 

なぜかよく分かりませんが、昔からそうなのですよ。

 

 

だから会社での仕事の企画やプレゼンを考えたり、趣味の城巡りの会である、愛知ウォーキング城巡りクラブ（AWC)の見学会の内容を決める時など、歩いて考えるようにしています。

 

 

そのおかげか知りませんが、体重はもう１０年くらい標準体重を維持し続けているんです。

 

 

確かに歩くの効果あるかもね。

 

 

また１２，０００歩なんて城巡りや街道ウォークなら数時間ですし、あなたも日常的に歩いてみませんか？

 

 

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